元自衛官がオススメする休日に見たいと思う戦争映画5選

皆様こんにちはとさきんブログの筆者のユウキです。

私は元自衛官で10数年陸上自衛官として勤務しておりました。なので実銃を撃った経験もありますし、迷彩服を着てほふく前進した経験もあります。
そんな私が今まで見た戦争映画で特によかった作品を5つ取り上げたいという企画です。戦争映画はやっぱり迫力もすごいし、人間味があって色々考えさせられる一面もあり、どれも素晴らしい映画で5つに絞るのがなかなか難しかったですが、リアルさ、ストーリー性など考えて5つに絞りました。休日の時間のある時に是非見てみてください。ではさっそく第5位からいってみましょう。

5位:ブラザーフッド

朝鮮戦争を舞台にした迫力の戦闘シーンや戦争によって翻弄されながらも兄弟の絆を描いた作品で当時1200万人を動員した
2004年当時の大ヒット作品です。巨額の資金を投じた作品で戦闘シーンの迫力はすさまじいです。戦争に巻き込まれていく緊張感やその中で意見の食い違いがあれど深まる兄弟愛が描かれていて、戦争の儚さや切なさもリアルに伝わってきます。韓国軍、北朝鮮軍の装備も当時の物をリアルに再現していてそこだけ切り取っても見ごたえがあります。

4位:二百三高地

こちらは明治時代に日本とロシアが戦った日露戦争の激戦、今の中国旅順の丘陵、通称203高地が舞台となった戦争映画で、当時3年の歳月と15億円を投じて作られた日本の戦争映画です。上映年は1980年と比較的古いのですが、明治日本が大国ロシアといかに戦ったのか、臨場感あるシーンで圧倒されます。戦闘シーンも迫力があるのですが、当時陸軍大将であった乃木将軍のリーダーとしての苦悩が忠実に描かれています。各俳優の演技もかなり人間味あふれていて、そこも見どころの一つです。

3位:ハクソー・リッジ

こちらは太平洋戦争時の沖縄の前田高地での激戦が舞台で、主人公のデズモンド・ドスが何一つ武器を持たずにたった1人で75人の命を救う
実話を元にしたストーリーで監督はエクスペンダブルズ等を手掛けたメル・ギブソンさんです。
主人公のデズモンド・ドスは陸軍に志願するも、人を殺めないという信念を持っていて、戦争という過酷な状態でも自分の信念を曲げずに、戦争という殺し合いの場で75人もの命を救うところがすごいと思い、またこれが実話だと知ってさらに驚いた作品です。今までの戦争映画ではなかった切り口で描かれている作品なので5選の中に選ばせてもらいました。

2位:プライベート・ライアン

戦争映画を語る上でこの映画は外せないです。スティーブン・スピルバーグさんが監督した超大作で第2次世界大戦のノルマンディー上陸作戦が舞台の作品です。アメリカ軍がノルマンディーに上陸するところをドイツ軍が水際で強固な陣地を構え機関銃などの火器で応戦、まさに激戦です。残虐なシーンもリアルに再現されていて戦争の恐ろしさがヒシヒシと伝わってきます。極限状態での兵士の絆が描かれていて、何年経っても色褪せない名作です。

1位:硫黄島からの手紙

この映画、私何回も見ました。アメリカ軍視点から映した父親たちの星条旗も良かったのですが、私は断トツで硫黄島からの手紙の大ファンです。
監督はクリント・イーストウッドさんで、この映画のほかにグラン・トリノや運び屋等、味のある作品が有名ですね。太平洋戦争の激戦硫黄島の戦いをド迫力で再現した作品で、豪華俳優陣なのも話題になりました。渡辺謙さんが演じる栗林中将の一つ一つのセリフに心打たれます。日本本土防衛のために召集され、洞窟での過酷な戦いや、兵士の複雑な思い。これを見ると一日一日を大切に生きないとなと深く思わされる
作品です。

まとめ

自衛官の私がオススメしたい戦争映画5選という内容で執筆させていただきました。
戦争映画には殺伐とした雰囲気、兵士の絆等ほかのジャンルの映画とは一味違う魅力があります。今まではどうしても食指が動かなかった方もこれを機に1本見てみてください。歴史の勉強にもなりますし、極限状態での人間の心理がリアルにスクリーンに映し出されています。この5つの映画はAmazonプライムで視聴することができます。Amazonプライムでは様々なジャンルの映画が見放題です。
お得に映画を楽しんでくださいね。ではまた!